Tubuyaki

そういえば、ダレカレを見ていて「僕と父の終わらない歌」も同じ感じのテーマだったなと思った。
松坂桃李と寺尾聰が主演で。

こちらも認知症をテーマにしていて、最後に愛で締めていたので近い鑑賞体験だった。でも、この映画のほうが、心の面では救いがあるかもしれない。

最初は物忘れかな?というところからだんだんと認知症が酷くなっていく。
息子は父親に「お前がゲイだから大嫌いだったんだ!」と言われ、それが父の本音だったのか…と不安になる。アルツハイマーなのでもう確かめられないやるせなさがあったけど、でも、ラストで「俺のことどう思ってたの」と聞いたら、父に「お前は俺の夢だ」と言われるシーンがじーんと来た。
全てを忘れても、自分の息子を愛する気持ちは消えなかったんだと感じ、愛の話だと思った。
父が暴れてた風に見えたシーンも、実は自分の昔の歌のテープを探してただけで、そのシーンもまた良かった。
父親はずっと夢があったんですよ。でも、その「夢」とは歌って有名になりたいって気持ちも確かにあったんだろうけど、実は「息子そのもの」だった、みたいな意味合いも感じていい映画だなあって思ったんだよね。
父親役の寺尾聰の演技も、感情を制御できなくなってく感じが、すごい迫真の演技だったんですよね

多分ダレカレが好きな人はこの映画もすきなんじゃないかと思う。

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